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オンライン授業は教室の代替となり得るか(以下戯言です)

私の個人的見解を述べると答えはNoです。リアルな教室はサイバー空間に再現できるほど今のテクノロジーは完成されていません。

私たちの知っている教室が一番馴染んでいるからと言ってそれがベストな教育の場である保障はありません。昔から発展できずに負の遺産として引きずっているだけかもしれません。感染症が広がるずっと前から教室のあり方を見直そうという動きはありましたが、残念ながら諸般の事情からうまく進んでいないようです。

さて、オンラインでの授業は教室という学びの空間として役不足なのか?というと現実の教室の代替としては使えないという私の見解でしたが、現在の教室が優れているかというと必ずしもそうではないというのも私の見解です。リアルでのコミュニケーションは欠かせませんので、教室という場の存在意義は今日も薄れてはいませんが、40人の生徒を相手にしての一斉授業に魅力がどれだけあるのかは疑問です。オンラインの良いところを教室に持ち込めればリアルタイムのコミュニケーションを確保しつつ、非同期性、多様性への対応が実現できると考えています。

子どもたちの能力は千差万別です。得意不得意や好き嫌いがあり、それぞれの個性があります。一本のルートで一斉に同じゴールに全員を連れて行くという古くからある日本の教育はもう時代おくれであると私は認識しています。個人の特性に合った学びを実現できるだけのテクノロジーが今日にはあります。新しい授業スタイルへの転換をして行くべき時代が来ていたのにうまく一歩を踏み出せなかった現状。ここに新型感染症での緊急事態宣言が重なりました。臨時休校という非常事態をなんとか乗り切りたいという思惑とオンライン授業がマッチしたように見えますが、事前の用意という点では学校への負担は計り知れないものがあります。

やらなきゃならない事態になっちゃったので、開き直ってやってみましょう。今までの授業を再現するのはNGです。オンラインの特徴をよく理解して、できる事をより強みを生かして実施することを目指しましょう。

休校という不幸にして幸いなタイミングをいかに良い方法に持っていけるかは気の持ちようかと思います。まずはゼロより良いでしょ?というちょっと甘えたスタンスでも良いじゃないですか。


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Last-modified: 2020-05-04 (月) 11:04:27 (25d)